tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]


米田良祐PROFILE
職業:スポーツコーディネーター/コーチ
テニスコーチして現場に立つ側ら、指導者の社会的地位向上の為の活動(研究発表実績あり)を行なう。また、TENNIS雑誌・自身HPでのコラム掲載。一風変わった企画立案・協力・指導者向けの情報発信も行なう。

URL:http://rice-communications.com/

最近はスポーツマネージメントにも幅を広げ活動中
*東大スポーツマネージメントスクール履修

2013年10月以降のブログ記事は新しいブログからご覧いただけます。

RECENT ENTRIES
ブログが引越しました…
10/23 22:04
ブログが引越しました…
10/23 22:03
「1104 プレイベ…
10/07 09:42
「東レPPO2013…
09/23 00:26
「東レPPO2013…
09/22 07:43
「東レPPO イベン…
09/13 00:00
「30周年」
07/05 21:19
RECENT COMMENTS
I'd like s…
Vanessa 10/30 07:44
Would you …
Lily 10/29 07:04
I'm from E…
Nicholas 10/22 07:25
A company …
Tilburg 10/19 03:44
Can I use …
Natalie 10/15 21:27
RECENT TRACKBACKS

「テニスコーチへの道」

テニスコーチ(サービス産業)になりたい。
そう考えてくださる人が多くいるのであれば、
それはとても嬉しいことです。

が、しかし誰にでも出来るものと、
安易に考えられてしまうのは悲しい。
自身は色々な現役コーチ、コーチ志望者等に
出会う機会が多い。

そうした中で、
「テニスが好き」
「人と接するのが好き」
「人に教えるのが好き」
「テニスの楽しさを伝えたい」
上記のような志望動機でコーチになった、
目指している人が多いのは事実。
*自身の実体験から

確かに「好きこそものの上手なれ」という
言葉があるようにきっかけとして問題ないと思いますが、
いざ、雇用する面接側にたってみれば
「テニスが好きで、教えるのが好きです。
 その楽しさを伝えいきたいです」
だけでは、申し訳ないが雇用する気にはなりません。
なぜなら、「テニス・教え・楽しさ」というキーワードを
並べただけとしか感じられないから。
*ただ、テニス戦歴や人間的魅力があれば別になります
*よっぽど人手不足なら考えるでしょう

だから、恐らく自身はこう聞き返します。
「テニスの何が好きなの?」
「初対面の人とどう接する?」
「何を教えるの?」
「教えるのと伝えるのは一緒?」
「テニスの楽しさって何?」
*悪気はないです
すると、予想通りここで大抵回答が滞ります。

さらにキツイい方をすれば、
「自分のテニスをまだ続けたいだけなのではないの?」
「それで対価がもらえれば嬉しい的な?」
この解答が的を得ている人が多いのも事実、
分かるのですが、そんな浅い気持ちの
志望動機では困るのです。

会員さんはレッスン費を払って習っているのですよ!

テニスをずっと続けてきたから
テニスを使って仕事がしたい。
そう考えるのは、当然だし間違っていないと思います。
ただ、それだけでテニスコーチになれるんだと
考えるのには少々疑問です。
*そういう風にこの業界が見られているのであれば最悪です

「名プレイヤーが名コーチ(監督)になる訳ではない」と、
よく聞きますが
「名プレイヤーでない人が名コーチになるには相当の努力がいる」
とも言えるのです。
名プレイヤーの経験は、実体験であるので賛同・共感を生むが、
そうでないプレイヤーの話を共感させるのは難しい。

少々脱線気味で長くなってしまいましたが、
自身はこの業界発展の為にも
コーチを目指す(の方)には「オンリーワン」的
コーチが増えて、盛り上げてほしい。

そうなる為の心構えや行動は携わっている
人が本気で伝えていかなければ
この業界が魅力あるもので
尚且つ活気に満ち溢れたものにはなりえません。
自身も、機会を見つけて
「コーチへの道」を少しづつ書いてみようかと思います。



テニスコーチへの道①
「志望動機は大切な“第一歩”と心得て」


「啓発」 | 投稿者 米田良祐 19:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
<<  2008年 12月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
LINK