「S級エリートコーチライセンス」2006年11月20日
間もなく
「S級エリートコーチライセンス」認定講習会が開催される。
テニス界にとって画期的な試みだと思う。
この講習会の案内(挨拶)を読んで貰うとわかります。
ただ、個人的見解ですが
この認定資格に対して色々と気になる事があるのです。
この「S級」という資格の先駆けは恐らく「Jリーグ」だと思うし、
ある程度は詳細は参考にしていると考える。
そのJリーグに関して
最近の新聞に丁度、S級コーチの記事が掲載されていた。
(読んだ方もいらっしゃるでしょう)
その中の話に
「S級コーチの資格を取るには時間もお金もかかる。
取ったからといって仕事先が見えない」とあった。
①この現実をテニス界はどう捉えているのだろう。
JリーグではS級コーチの資格が無いとJ監督になる事が出来ないという
ハッキリとした規準があるのにも拘らず、仕事先は見えないと。
チーム数も30近くあってもなかなかチャンスがない
ということなのだろう。
ただ、サッカー協会では監督以外にトレセンの指導者、
海外への派遣など具体的な方法も作っている。
*現在233人の取得者がいるそうです
②ではテニス界ではどうなのだろう。
将来のトレーニングセンター構想(地域)、TOPジュニアのコーチなどは唱っているが
現実に具体化されたものがあるのだろうか。
なので、資格を取得した時の方向性が不透明な気がするのです。
現在このあたりを情報交換・収集中ですが・・・
それと
誰でも受講資格があるような書き方なので
若い人材(コーチ)には目標になるが、
実際には高そうな書類審査がある。
「決められた団体からの推薦がないといけない」と言うものだ。
これで、本当に「実績が少ない」コーチでも取得可能なのだろうか、と思ってしまった。
正直、今回の受講者は元選手ばかりだという噂があるが、
選手ではなかった現役コーチは受講し辛いということなのか。
最初から「決められたレール」ってことは無いだろうけど。
まあ大体、1期生は元現役選手だ、と言うことは
他のスポーツ界でもよくある事だから仕方が無いかもしませんが・・・
認定者の結果を見ればどういう意図かは判明しますね。
そして③受講料
この資格取得で明確な方向性が決定していないとしたら
受講料も高いかもしれませんね。
有資格者 25万~30万
聴講生でも15万
*サッカーは取得までに100万以上かかるらしいが
具体的な「頂点」が何処か明確です。
「S級エリート」認定講習会を受ければ必ず取得合格する訳ではないのは当然ですが、
詳細に「不合格者の次回以降の再履修は認められます」(追試は1回のみとします)
と記載されて気になりました。
つまり、再履修にはまた受講料がかかる??
免除はなし?
だとしたら、やはり受講料を設定する上で
「この資格を取得したらこうなります」
というゴールは前もって見せてもらいたいと考えてしまいます。
「ピラミッドの頂点が何なのか」
ここまでを見ても
テニス界(協会)は大変な事を始めようとしているのがわかります。
自身はこの試みは非常に意義があることで、
期待もしているのですが、その反面、その資格を目指す方々が本当に
取得して良かったと言えるだけの「方向性、仕事先、テニス界の発展、人材の育成」
等が明確であり、
実績が無いコーチでも受講・取得できる入口(仕組み)であって欲しいと思うのです。
自身はこの試みに関わっていないので
恐縮ですが批判ではありません、予め。
「S級エリートコーチライセンス」認定講習会が開催される。
テニス界にとって画期的な試みだと思う。
この講習会の案内(挨拶)を読んで貰うとわかります。
ただ、個人的見解ですが
この認定資格に対して色々と気になる事があるのです。
この「S級」という資格の先駆けは恐らく「Jリーグ」だと思うし、
ある程度は詳細は参考にしていると考える。
そのJリーグに関して
最近の新聞に丁度、S級コーチの記事が掲載されていた。
(読んだ方もいらっしゃるでしょう)
その中の話に
「S級コーチの資格を取るには時間もお金もかかる。
取ったからといって仕事先が見えない」とあった。
①この現実をテニス界はどう捉えているのだろう。
JリーグではS級コーチの資格が無いとJ監督になる事が出来ないという
ハッキリとした規準があるのにも拘らず、仕事先は見えないと。
チーム数も30近くあってもなかなかチャンスがない
ということなのだろう。
ただ、サッカー協会では監督以外にトレセンの指導者、
海外への派遣など具体的な方法も作っている。
*現在233人の取得者がいるそうです
②ではテニス界ではどうなのだろう。
将来のトレーニングセンター構想(地域)、TOPジュニアのコーチなどは唱っているが
現実に具体化されたものがあるのだろうか。
なので、資格を取得した時の方向性が不透明な気がするのです。
現在このあたりを情報交換・収集中ですが・・・
それと
誰でも受講資格があるような書き方なので
若い人材(コーチ)には目標になるが、
実際には高そうな書類審査がある。
「決められた団体からの推薦がないといけない」と言うものだ。
これで、本当に「実績が少ない」コーチでも取得可能なのだろうか、と思ってしまった。
正直、今回の受講者は元選手ばかりだという噂があるが、
選手ではなかった現役コーチは受講し辛いということなのか。
最初から「決められたレール」ってことは無いだろうけど。
まあ大体、1期生は元現役選手だ、と言うことは
他のスポーツ界でもよくある事だから仕方が無いかもしませんが・・・
認定者の結果を見ればどういう意図かは判明しますね。
そして③受講料
この資格取得で明確な方向性が決定していないとしたら
受講料も高いかもしれませんね。
有資格者 25万~30万
聴講生でも15万
*サッカーは取得までに100万以上かかるらしいが
具体的な「頂点」が何処か明確です。
「S級エリート」認定講習会を受ければ必ず取得合格する訳ではないのは当然ですが、
詳細に「不合格者の次回以降の再履修は認められます」(追試は1回のみとします)
と記載されて気になりました。
つまり、再履修にはまた受講料がかかる??
免除はなし?
だとしたら、やはり受講料を設定する上で
「この資格を取得したらこうなります」
というゴールは前もって見せてもらいたいと考えてしまいます。
「ピラミッドの頂点が何なのか」
ここまでを見ても
テニス界(協会)は大変な事を始めようとしているのがわかります。
自身はこの試みは非常に意義があることで、
期待もしているのですが、その反面、その資格を目指す方々が本当に
取得して良かったと言えるだけの「方向性、仕事先、テニス界の発展、人材の育成」
等が明確であり、
実績が無いコーチでも受講・取得できる入口(仕組み)であって欲しいと思うのです。
自身はこの試みに関わっていないので
恐縮ですが批判ではありません、予め。