「コーチ業」について2006年09月10日
~Part2~
今回はコメントで質問があった回答という形で書いてみようと思います。
(バモスさんありがとうございました)
*あくまでテニススクールのコーチという視点で、尚且つ僕の知りえる範囲、個人的見解で書きます。
>>前回の続き
④コーチ同士の差を無くし、高いレベルでのコーチングの供給というのを真剣に考えている人もいると思うのですが
コーチ同士の差をなくし、高いレベルのコーチングを供給していくのは当然大切な事だと思います。
また、そのように考えているコーチ(指導者)も多いと思います。
しかしながら、何を規準に高い、或いは何が高いレベルのコーチングなのかは、各テニススクール責任者などが此処に考え、明確にしていかなければならないことと思います(各スクールごとで方向性が違うので)。ですので、例え個人で真剣に考えていても、その意見だけが反映していくことは無理といえます。そこには経営方針があるので。
だから、フリーコーチが多く存在するのだと言えるかもしれませんね。
もし、自分の意見を反映させたいのであればスクールの方向性を客観的に知る必要があるのでしょうか。
例えば、コーチが各スクールの方向性を見極めるには
A:当テニススクールはテニスを参加する方に「学んでいただく」と考えている。
B:当テニススクールではテニスを参加する方に「教えてあげる」と考えている。
と言うように入口の段階を見てみる良いかもしれません。
これが違うだけで所属するコーチ同士の差は生まれてくるでしょうから。(コーチングの相違)。
また、コーチ同士の差をなくす上で大事なのは責任者がこのコーチ間にどんな差があるのかを把握しているかどうか、もしくは見極められるのかになるでしょう。
例えば、どんな差があるのかを把握する為に理解しておかなければいけないこととして
A:テニスがうまいと教え方が上手いは別。
B:過去の戦績で指導方法が良いとは決定付けられない。
C:指導能力が多少おちても会員さんが上達することは多々ある。
D:コーチ経験が長いから会員さんの人気が高いとは言えない。
E:テニスだけで会員が長期継続する訳ではない。
F:指導能力が多少おちても会員さんが上達することは多々ある。
G:指導能力が多少おちてもコーチのリーダーにはなれる
など、挙げられます。(キリがありませんね)
ですので、簡単にコーチの差を埋められるか?と言われたら考えさせられます。
まとめれば、スクール(コーチ間)の指導の方向性が明確でなければ、コーチが目指すゴールも決まらず、差を埋めるには至らないでしょう。
逆にそういう方向性(基準)をはっきり打ち出せるスクールであればコーチも行きやすいでしょうし(方向性の一致)、積極的に足らない部分を発見、補う事が出来るので差は無くならないにしてもあまり目立たないでしょう。
あと、もう1つ質問に答えなければならないのですが
これまた長くなるのでPart3にします。
内容のつながりが不明な方はコメントを確認してください。
今回はコメントで質問があった回答という形で書いてみようと思います。
(バモスさんありがとうございました)
*あくまでテニススクールのコーチという視点で、尚且つ僕の知りえる範囲、個人的見解で書きます。
>>前回の続き
④コーチ同士の差を無くし、高いレベルでのコーチングの供給というのを真剣に考えている人もいると思うのですが
コーチ同士の差をなくし、高いレベルのコーチングを供給していくのは当然大切な事だと思います。
また、そのように考えているコーチ(指導者)も多いと思います。
しかしながら、何を規準に高い、或いは何が高いレベルのコーチングなのかは、各テニススクール責任者などが此処に考え、明確にしていかなければならないことと思います(各スクールごとで方向性が違うので)。ですので、例え個人で真剣に考えていても、その意見だけが反映していくことは無理といえます。そこには経営方針があるので。
だから、フリーコーチが多く存在するのだと言えるかもしれませんね。
もし、自分の意見を反映させたいのであればスクールの方向性を客観的に知る必要があるのでしょうか。
例えば、コーチが各スクールの方向性を見極めるには
A:当テニススクールはテニスを参加する方に「学んでいただく」と考えている。
B:当テニススクールではテニスを参加する方に「教えてあげる」と考えている。
と言うように入口の段階を見てみる良いかもしれません。
これが違うだけで所属するコーチ同士の差は生まれてくるでしょうから。(コーチングの相違)。
また、コーチ同士の差をなくす上で大事なのは責任者がこのコーチ間にどんな差があるのかを把握しているかどうか、もしくは見極められるのかになるでしょう。
例えば、どんな差があるのかを把握する為に理解しておかなければいけないこととして
A:テニスがうまいと教え方が上手いは別。
B:過去の戦績で指導方法が良いとは決定付けられない。
C:指導能力が多少おちても会員さんが上達することは多々ある。
D:コーチ経験が長いから会員さんの人気が高いとは言えない。
E:テニスだけで会員が長期継続する訳ではない。
F:指導能力が多少おちても会員さんが上達することは多々ある。
G:指導能力が多少おちてもコーチのリーダーにはなれる
など、挙げられます。(キリがありませんね)
ですので、簡単にコーチの差を埋められるか?と言われたら考えさせられます。
まとめれば、スクール(コーチ間)の指導の方向性が明確でなければ、コーチが目指すゴールも決まらず、差を埋めるには至らないでしょう。
逆にそういう方向性(基準)をはっきり打ち出せるスクールであればコーチも行きやすいでしょうし(方向性の一致)、積極的に足らない部分を発見、補う事が出来るので差は無くならないにしてもあまり目立たないでしょう。
あと、もう1つ質問に答えなければならないのですが
これまた長くなるのでPart3にします。
内容のつながりが不明な方はコメントを確認してください。
丁寧な解答ありがとうございます。
スクールに通う生徒のほとんどは、レベルを上げたい気持ちが一杯だと思います。しかし、その反面、テニスの楽しさを知り、深みに入っていくのだと思います。
スクールに期待するのは、「本当のテニスの楽しさ」が実感できるか否かだと思います。
当然、感じ方は個人差があると思いますが、
一頃、熱心に通っていた生徒が退会していくのは「寂しい」限りです。それこそ、個人的な理由でしょうが、続けたいと思わせる事も大切だと思うのですが、
いかがでしょうか?