「コーチ業」について2006年09月12日
~Part3~
今回はコメントで質問があった回答という形で書いてみようと思います。
(バモスさんありがとうございました)
*あくまでテニススクールのコーチという視点で、尚且つ僕の知りえる範囲、個人的見解で書きます。
>>前回の続き
⑤業界の底上げと優秀な人材育成のために、短期間でも海外研修できるような制度を作っていくとか、業界の発展にもつながると思うのですが、どうでしょうか?
まず、話の視点がブレないようしておきます。
通常コーチといっても人括りには出来ません。
A:テニス協会(ナショナル)コーチ、B:学校関係のコーチC:テニススクールのコーチ D:都道府県関係の指導員等というように複数に別けられると思いますがこの中で圧倒的に大いには恐らくCでしょう。
ですので、あくまでCのスクールコーチを対象に書きます。
質問にあった海外研修など出来る制度は魅力的です。
自身もそう思います。ただ、海外の何を学ぶのか、それがスクール会員の何につながるのかを明確に示せなければ意味はないものと思います。
さらに、研修を利用するコーチ自身が高いモチベーションを持っていなければ、また、スクール側が本当にそういう人材を必要としていなければ、勝手にどうぞになるでしょう。
コーチとして必要な要素には、 ①人間力②技術③理論④メンタル⑤指導内容⑥指導方法⑦矯正法⑧コミュニケーション⑨サービス、コーチング~~(これで終りではないでしょうが)と、挙げればキリがありません。海外に行く事で、上記の要素のどの部分までをクリアできるのか分かっていなくては意味がないと思います。
*海外の情報は結構国内でも収拾は出来る事も言っておかなければなりません。
つまり、国内で出来るもの、海外でなければ出来ないものを区別できるかどうかですね。しかし得てして海外のものを重宝がる傾向に最近はある気もしますが。
僕自身は今現在、テニスの技術はもちろんですが、人材育成の為にはもっと内面的なことを磨くべきだと常々考えています。
でも正直、そこに(デスクワークとでもいうのか)凄い時間を割いている人は少数だとみています。僕もそうですが、やはりオンコートでの方が楽しいですからね。
ただ、そのような内面を磨くような勉強会、スポーツ全体のセミナーがあり参加しても、殆どと言っていいほどテニスコーチには出会いません(これは現実です)
この様にCのコーチたちの思いも様々だと思うのです。
何がしたいのか、何を学ぶべきなのか。
この多様な考え方のコーチの思いに対しての情報を提供するのは容易ではりません。
という事はまず、自分で勉強していく事を進めるべきでしょう。
もしかしたら、コーチ同士の差は簡単に言えばこれだけで埋められるのかもしれません。
自分で学ぶ意思がない人にいくら情報を提供しても奥深い所までは行かない(興味を待たせる事は可能です)し、方法も分からないなら自分で調べるが、先だと思います。
正直いって誰かが「提供してくれる」「教えてくれる」「引っ張ってくれる」などとのではという考え方はどの世代にもあります。それをコーチ経験年数だけが多くなる事で「勉強出来ている」と勘違いしている事も多々あるのかもしれません(自分の事を言っているのかも・・・)
また、「チャンスがあれば」「機会があれば」という人もいますが、自分が行動しないでチャンスなんて来るのでしょうか?
来るとすれば自分では計り知れないものがあるか、後ろ盾がしっかりあるかではないでしょう。
努力をしている人は、人に頼る前にまず自分で行動しています。
海外の指導に興味がある人は自分で費用を払って行っていませんか。
長くなりましたが、業界の発展につながる要素は幾らでもあるのです。ただ、そのために努力・協力・行動・提供(発信)する人がどれだけいるのかが問題なのではないか自身と思っています。
「自分だけガではなく、周りも全て」と言う考え方。
言葉では簡単なんですけどね・・・
これ等を妨げる要素の方が多いのでしょう、きっと。
しかし、そんな事を言っていては「コーチ」という職業に携わる人自身の「地位向上」はあり得ません。
正直、現在今まで書いてきたような事を何とか実践しようとしています。
が、想像通り容易ではありません。
だから出来る事からコツコツ実行しています。
*今も格闘中
■バモスさんも求める回答に少しはなりましたか。
(文脈がバラバラで恐縮です)
僕自身、色々考えることが出来て感謝しています。
今回はコメントで質問があった回答という形で書いてみようと思います。
(バモスさんありがとうございました)
*あくまでテニススクールのコーチという視点で、尚且つ僕の知りえる範囲、個人的見解で書きます。
>>前回の続き
⑤業界の底上げと優秀な人材育成のために、短期間でも海外研修できるような制度を作っていくとか、業界の発展にもつながると思うのですが、どうでしょうか?
まず、話の視点がブレないようしておきます。
通常コーチといっても人括りには出来ません。
A:テニス協会(ナショナル)コーチ、B:学校関係のコーチC:テニススクールのコーチ D:都道府県関係の指導員等というように複数に別けられると思いますがこの中で圧倒的に大いには恐らくCでしょう。
ですので、あくまでCのスクールコーチを対象に書きます。
質問にあった海外研修など出来る制度は魅力的です。
自身もそう思います。ただ、海外の何を学ぶのか、それがスクール会員の何につながるのかを明確に示せなければ意味はないものと思います。
さらに、研修を利用するコーチ自身が高いモチベーションを持っていなければ、また、スクール側が本当にそういう人材を必要としていなければ、勝手にどうぞになるでしょう。
コーチとして必要な要素には、 ①人間力②技術③理論④メンタル⑤指導内容⑥指導方法⑦矯正法⑧コミュニケーション⑨サービス、コーチング~~(これで終りではないでしょうが)と、挙げればキリがありません。海外に行く事で、上記の要素のどの部分までをクリアできるのか分かっていなくては意味がないと思います。
*海外の情報は結構国内でも収拾は出来る事も言っておかなければなりません。
つまり、国内で出来るもの、海外でなければ出来ないものを区別できるかどうかですね。しかし得てして海外のものを重宝がる傾向に最近はある気もしますが。
僕自身は今現在、テニスの技術はもちろんですが、人材育成の為にはもっと内面的なことを磨くべきだと常々考えています。
でも正直、そこに(デスクワークとでもいうのか)凄い時間を割いている人は少数だとみています。僕もそうですが、やはりオンコートでの方が楽しいですからね。
ただ、そのような内面を磨くような勉強会、スポーツ全体のセミナーがあり参加しても、殆どと言っていいほどテニスコーチには出会いません(これは現実です)
この様にCのコーチたちの思いも様々だと思うのです。
何がしたいのか、何を学ぶべきなのか。
この多様な考え方のコーチの思いに対しての情報を提供するのは容易ではりません。
という事はまず、自分で勉強していく事を進めるべきでしょう。
もしかしたら、コーチ同士の差は簡単に言えばこれだけで埋められるのかもしれません。
自分で学ぶ意思がない人にいくら情報を提供しても奥深い所までは行かない(興味を待たせる事は可能です)し、方法も分からないなら自分で調べるが、先だと思います。
正直いって誰かが「提供してくれる」「教えてくれる」「引っ張ってくれる」などとのではという考え方はどの世代にもあります。それをコーチ経験年数だけが多くなる事で「勉強出来ている」と勘違いしている事も多々あるのかもしれません(自分の事を言っているのかも・・・)
また、「チャンスがあれば」「機会があれば」という人もいますが、自分が行動しないでチャンスなんて来るのでしょうか?
来るとすれば自分では計り知れないものがあるか、後ろ盾がしっかりあるかではないでしょう。
努力をしている人は、人に頼る前にまず自分で行動しています。
海外の指導に興味がある人は自分で費用を払って行っていませんか。
長くなりましたが、業界の発展につながる要素は幾らでもあるのです。ただ、そのために努力・協力・行動・提供(発信)する人がどれだけいるのかが問題なのではないか自身と思っています。
「自分だけガではなく、周りも全て」と言う考え方。
言葉では簡単なんですけどね・・・
これ等を妨げる要素の方が多いのでしょう、きっと。
しかし、そんな事を言っていては「コーチ」という職業に携わる人自身の「地位向上」はあり得ません。
正直、現在今まで書いてきたような事を何とか実践しようとしています。
が、想像通り容易ではありません。
だから出来る事からコツコツ実行しています。
*今も格闘中
■バモスさんも求める回答に少しはなりましたか。
(文脈がバラバラで恐縮です)
僕自身、色々考えることが出来て感謝しています。