「観戦継続」2008年03月24日
たまに長~い文章もいいかと思い。
**************************************
先日、大相撲を観戦しに行った時のこと。
相撲協会の興行運営に非常に感心させられた観客サービス
が幾つかあったので個人的見解で書こうと思います
(テニスとの違いを頭に入れながら)。
自身、初めて相撲興行を観戦したので、
チケットを買う所から入館、
どんな楽しみ方があるのか等、色々な所で不安要素一杯だった。
これは余談だが、会場までの近く駅からタクシーに乗った。
すると会場名を伝えた瞬間に
「大相撲見に行くんですか?」と聞かれる。
当たり前だけど、
これぐらい興行が認知されているということだ。
*テニスならばもしかすると「今日何かやっているのですか?」
と、聞かれるかも。
その先は、楽しい相撲談義が始まる(これが結構、有意義)。
到着すると、大勢のお客さんでごった返していて
「何処でチケット買うのだろう?」
と周囲を見回していると、マイクを持った大柄な方がアナウンスしている。
「本日のチケットはこれしかありません。
ご希望の方はこちらで販売しております」
と手を振りながら説明している。
この方、明らかに元力士の方だろうと思った(顔に見覚えが・・・)。
>誘導サービスよし!
無事にチケット購入を済ませ、入口に向うと此処でも大柄な方が応対。
(この方も絶対元力士)
「ようこそいらっしゃいました」と声をかけられた。
何だか嬉しい気分。
>来場者へ感謝の意GOOD。
さらにその周辺にはまたまた大柄な方ばかり。
見たことがある方が沢山。
(名前は出てこないのが何だか悔しい)
つまり、興行の運営・実行・活動の大半を
元力士(親方衆)がやっているのだ。
そこで、TVなどで解説していらっしゃる親方も見かけたので聞いてみた。
「○○関や○○関も同じように手伝われているのですか?」と聞いたら
「そうですよ、今日はあそこに居るのではないかな?」と普通に応えてくれた。
>観客対応GOOD。
正直、知りませんでした。
でも、ファンでなくても現役力士と往年の力士を
見れるなんて二度美味しいし、
そんな関係者サイド(親方衆)も気軽に話しを
聞いてくれるからなお楽しく感じる。
*テニス界もこれ位すればいいのに、
チケットを切ってもらい入場すると、
そこには緑色のジャンパーを着たスタッフ女性が待っていた。
そして、「ご案内します」と。
「えッ」と自身。
それはそうでしょう。
そんなサービスは大抵、凄く高いチケットを持っている方へのもの。
だから、迷わず聞きました。
「全員にこれは行うのですか?」
すると回答は「はい」でした。
>“凄い!”サプライズ度アップ
席に付くまでの間、スタッフはいろんな事を説明してくれる、
と同時に質問に答えてくれる。所謂コンシェルジュ的役割。
「大体の力士はここ通過するんですよ」
「そろそろ白鳳関(横綱)も通るかもしれませんね」
*いつも通るらしい
そんな話を聞いたらやはり見たくなるのが心情。
「ここが力士の支度部屋」
「TV見てると広く写りますよね、でも実際はこんな感じですよ」などなど
自身は「へぇ~」ばかり
そうこうしている内に全く時間掛からず席に到着。
「ごゆっくり楽しんでください」
う~ん、いいサービスだ。既に気分がいい。
>顧客満足度アップ。
まあ、ここからは観戦になるのですが、
その合間に会場内をウロチョロしていましたが、
何人もの幕内力士とそれ違う。
「おっ、高見盛だ」「琴将菊だ」
「お~、朝青龍だ!」
「近っ」「デカっ」
そんな言葉ばかり(まるで子供)
でもこれくらい、力士と近いというのは本当に楽しい。
*他の競技を見に行っても最近はとても多くなった
(これに比べるとテニスの大会は何だか敷居が高い気がする)
色々と他愛もなく好き勝手に書いたが
初めて観戦に訪れた人にはとても心地良い空間でした。
これは相撲ファンでなくても、
「また来たいな」「次はもっと近くで」
と言うように「次は・・・」「次は・・・」になり
「観戦の心理」継続につながる。
>>おもてなしサービス獲得
つまり「観る」ファンを増やしたいのなら、
入れるだけでなく「継続(リピート)」
させる努力を怠らないことが当然求められている。
あるいはそれしかないのです。
観戦の継続=サービス+選手と近い+興行(試合)内容
*価格は差ほど大きな要因ではないと感じる
こんな感じになるのでしょう?
これにスターやヒールが存在するともっと人が増えるのでしょう。
テニス界も徐々にこうした取組を拡大していると
感じてはいるが、
上記に挙げた部分の中で足りないところはかなりある。
運営者サイドはもっと他の競技との連携をとり
よくなるようにして欲しいと思う。
また、テニス界に関わっている自身らのような人材が
もっと協力的に動かなくては
(動かせてくれなければ)広がりはみせないのも確か。
ただ、そうした活動を外部委託ばかりさせていたら、
単なるビジネス(営利的)になり兼ねず
「テニスの楽しさ」を伝えることがおろそかになる。
その競技が長く支持されるには結局、
「楽しさ」を伝えられなければ意味がないのだ。
*指導者は現場の人間として、ここを理解していなければ駄目だと思う
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「観客(お客)の心理」を知りたければ
先ず自分がおもてなしを受けること。
そんなまとめで終了します。
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先日、大相撲を観戦しに行った時のこと。
相撲協会の興行運営に非常に感心させられた観客サービス
が幾つかあったので個人的見解で書こうと思います
(テニスとの違いを頭に入れながら)。
自身、初めて相撲興行を観戦したので、
チケットを買う所から入館、
どんな楽しみ方があるのか等、色々な所で不安要素一杯だった。
これは余談だが、会場までの近く駅からタクシーに乗った。
すると会場名を伝えた瞬間に
「大相撲見に行くんですか?」と聞かれる。
当たり前だけど、
これぐらい興行が認知されているということだ。
*テニスならばもしかすると「今日何かやっているのですか?」
と、聞かれるかも。
その先は、楽しい相撲談義が始まる(これが結構、有意義)。
到着すると、大勢のお客さんでごった返していて
「何処でチケット買うのだろう?」
と周囲を見回していると、マイクを持った大柄な方がアナウンスしている。
「本日のチケットはこれしかありません。
ご希望の方はこちらで販売しております」
と手を振りながら説明している。
この方、明らかに元力士の方だろうと思った(顔に見覚えが・・・)。
>誘導サービスよし!
無事にチケット購入を済ませ、入口に向うと此処でも大柄な方が応対。
(この方も絶対元力士)
「ようこそいらっしゃいました」と声をかけられた。
何だか嬉しい気分。
>来場者へ感謝の意GOOD。
さらにその周辺にはまたまた大柄な方ばかり。
見たことがある方が沢山。
(名前は出てこないのが何だか悔しい)
つまり、興行の運営・実行・活動の大半を
元力士(親方衆)がやっているのだ。
そこで、TVなどで解説していらっしゃる親方も見かけたので聞いてみた。
「○○関や○○関も同じように手伝われているのですか?」と聞いたら
「そうですよ、今日はあそこに居るのではないかな?」と普通に応えてくれた。
>観客対応GOOD。
正直、知りませんでした。
でも、ファンでなくても現役力士と往年の力士を
見れるなんて二度美味しいし、
そんな関係者サイド(親方衆)も気軽に話しを
聞いてくれるからなお楽しく感じる。
*テニス界もこれ位すればいいのに、
チケットを切ってもらい入場すると、
そこには緑色のジャンパーを着たスタッフ女性が待っていた。
そして、「ご案内します」と。
「えッ」と自身。
それはそうでしょう。
そんなサービスは大抵、凄く高いチケットを持っている方へのもの。
だから、迷わず聞きました。
「全員にこれは行うのですか?」
すると回答は「はい」でした。
>“凄い!”サプライズ度アップ
席に付くまでの間、スタッフはいろんな事を説明してくれる、
と同時に質問に答えてくれる。所謂コンシェルジュ的役割。
「大体の力士はここ通過するんですよ」
「そろそろ白鳳関(横綱)も通るかもしれませんね」
*いつも通るらしい
そんな話を聞いたらやはり見たくなるのが心情。
「ここが力士の支度部屋」
「TV見てると広く写りますよね、でも実際はこんな感じですよ」などなど
自身は「へぇ~」ばかり
そうこうしている内に全く時間掛からず席に到着。
「ごゆっくり楽しんでください」
う~ん、いいサービスだ。既に気分がいい。
>顧客満足度アップ。
まあ、ここからは観戦になるのですが、
その合間に会場内をウロチョロしていましたが、
何人もの幕内力士とそれ違う。
「おっ、高見盛だ」「琴将菊だ」
「お~、朝青龍だ!」
「近っ」「デカっ」
そんな言葉ばかり(まるで子供)
でもこれくらい、力士と近いというのは本当に楽しい。
*他の競技を見に行っても最近はとても多くなった
(これに比べるとテニスの大会は何だか敷居が高い気がする)
色々と他愛もなく好き勝手に書いたが
初めて観戦に訪れた人にはとても心地良い空間でした。
これは相撲ファンでなくても、
「また来たいな」「次はもっと近くで」
と言うように「次は・・・」「次は・・・」になり
「観戦の心理」継続につながる。
>>おもてなしサービス獲得
つまり「観る」ファンを増やしたいのなら、
入れるだけでなく「継続(リピート)」
させる努力を怠らないことが当然求められている。
あるいはそれしかないのです。
観戦の継続=サービス+選手と近い+興行(試合)内容
*価格は差ほど大きな要因ではないと感じる
こんな感じになるのでしょう?
これにスターやヒールが存在するともっと人が増えるのでしょう。
テニス界も徐々にこうした取組を拡大していると
感じてはいるが、
上記に挙げた部分の中で足りないところはかなりある。
運営者サイドはもっと他の競技との連携をとり
よくなるようにして欲しいと思う。
また、テニス界に関わっている自身らのような人材が
もっと協力的に動かなくては
(動かせてくれなければ)広がりはみせないのも確か。
ただ、そうした活動を外部委託ばかりさせていたら、
単なるビジネス(営利的)になり兼ねず
「テニスの楽しさ」を伝えることがおろそかになる。
その競技が長く支持されるには結局、
「楽しさ」を伝えられなければ意味がないのだ。
*指導者は現場の人間として、ここを理解していなければ駄目だと思う
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「観客(お客)の心理」を知りたければ
先ず自分がおもてなしを受けること。
そんなまとめで終了します。
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